その手の人種には大抵、不文律がある
「被ったら負け」
それは
乗る車然り
携帯電話の機種然り
ギャルゲーの好きなキャラであったり
嫁艦であったり
知り合いで別の物を試したほうが知見が広がるという合理性であり
後から買った方が負けという先駆者争いであり
自分の嫁が可愛いという地位的優位の発露でもある
もちろん登山のおいても様々な用品がブランディングされている以上
この軛からは免れない
登山バーナーにおいては
新人提督(渡辺曜派):SOTO CB缶
ハードの偉い人:SOTO OD缶/ガソリンストーブ
と新富士勢が幅を効かせていた状態
提督はそんなに料理する気がなかったので
「湯沸かし最強機JetBoil」を初期導入
これは湯沸かし最強だけど、調理は効率が良くない
1年くらい経過した時点で
イワタニPRIMSの173フォルディングバーナーを導入

ほとんどのシングルバーナーが火点が狭いのに対して
火点が広く最強の3800kCal
これなら調理が捗るはずだと思ったのだが
2−3回使った時点で、着火装置が壊れた
この機種は首が曲げられることで大型ヘッドなのに収納性が良い
ただ買うとき気になっていた
「この点火コード、もつのかなって」

↑ココ(曲げるたびに負荷がかかると推測される)

案の定断線し、案の定廃盤になった
買うときにネット通販からは
消えていたのも気づいてた気もする
過ちは
欠陥製品を掴んでしまったミスを
イワタニ製品不買という
トランプ大統領並の仕打ちに置き換え
イグナイタが死んだ実機はハードの偉い人に
司法解剖という名の里子に出す
前置き終わり
イワタニに教えられたこと
・点火ラインは弱点
・大火力でもシングルバーナーは背が高すぎる
・火点が広いのは便利は便利だった
・火力は正義
このあたりで分離型ストーブへ行くのがセオリーだけど
イワタニ=嫌だ
スノーピーク=構造がヤバそう
EPI=重い
新富士=ストームブレイカーとか買ったらなんかアレだ、被って負ける気がする
→ようやく前置き文消化
そもそも液体燃料タイプは保管が辛い
検討した結果
Optimus Vega

Optimusの分離ストーブは3種類
Poraris(液体+OD缶)日本未発売
Nova(液体)
Vega(OD缶)日本未発売
液体燃料不要だとPorarisかVega、どっちも日本未発売
どうやら上の写真の様に液出しモードで使うのが
日本のガス検引っかかるらしい
PorarisとVegaで値段も違うけど、
決定的に違うのはVegaはカートリッジ側につまみがあること
マルチフューエルの場合はバーナー側につまみが多いので
分離型ガス専用ストーブのメリットな気がする
ってことでVega検討
購入ルートは
・日本の並行輸入でボッタクリ
・輸入
Amazon.comのGlobalShipingだと
$69+$7くらい。でも配送トラブルや保証関係が面倒になる
ここはAmazon.com初トライ
<手順>
1.国内のAmazon.co.jpのアカウントは使えないのでAmazon.com
でアカウント作成
2.カートに放り込む(アカウントの地域に送れない場合は警告はでてる)
アメリコで買うとオプションつけても安い

3.配送オプションを選ぶ
1:通常
2:お急ぎ便
3:超お急ぎ便
2と3はそう変わらないので2を選択

これでポチれば勝手にやって来る
国内は国内の宅配業者で来る
途中の追跡はでるけど、アメリカ国内だけ

んで到着
ゆうパックで到着、送料どうなってんだ
アメリカの梱包は雑
さて内容物、は一応無事か
メインのストーブ
ポーチに入った本体と遮熱板(ペラペラのアルミ板)
本体はこんな感じ、ちっさい
このサイズで高火力なのかロリでなんとかみたいなもんだな(自粛
さて設置してみる250缶だとチカすぎる
とりあえず離して点火
まぁ普通の火だな
さて液出しモード
うわ何だこれ
日中スマホカメラで映る火炎ってどうなのよ
少なくともベランダで点けて良いブツではない
何より怖いのは液出しモードはすぐ止まらないこと
止めるためには
ガスボンベ戻すか、コックひねって暫く待つか
通常モードで1200kCalで低燃費
液出しモードで3200Kcalで高出力
これはなかなかピーキーな兵器を手に入れてしまった
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